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見落としがちなむし歯の原因


こんにちは。歯科衛生士の谷です。

梅雨に入り、じめじめと天気の悪い日が続いていますね。
徐々に気温も高くなり、これからどんどん暑くなっていきます。
暑くなると冷たい飲み物や、食べ物が欲しくなり摂る機会が増えますよね。
入浴後にジュースを飲んだり、アイスクリームを食べるのを習慣にするお子さんもいるようです。
昼間のおやつに甘いものを与えないようにしている家庭でも、
飲み物やアイスクリームとなると、意外と盲点になっていることがあります。
『お菓子だけがむし歯の原因になる』と思っている方も多いのでは...???

市販のジュースやアイスクリームの中には、砂糖が思ったより多く入っています。
そのため、このようなものを口にしてもむし歯は増えていきますし、肥満の原因にもなります。
しかも夕食後や入浴後に与えると、昼間に飲み食いするのとはまた違い、
その後は寝るだけになるので唾液の分泌も悪くなって、むし歯になるリスクも高くなります。
ジュースやアイスクリームを摂るのが習慣になっている方は、少し生活リズムを見直してみましょう。

対策としては、
➀冷蔵庫の中にお茶だけを冷やしておく、ジュースやアイスは入れない
→冷蔵庫を開けても中に入って無ければ、お子さんも諦めるはずです。

➁冷たいデザートを簡単に工夫する
→果物やヨーグルトを凍らせるだけでOKです☆
ブロックに切ってある果物をそのまま凍らせるだけでもいいですし、ぶどうなどは
一粒ずつにしてからフリーザーバッグに入れ、できるだけ平らにして冷凍庫へ入れると
凍ってからもパキッと割って好きなだけ取り出すことが出来ます。
ヨーグルトの中にフルーツを入れて、そのまま凍らせるのもオススメです☆


果物によっては冷凍に向かないものもありますが、色々試してみてください。
新たな発見があるかもしれません☆☆☆
また果物にも果糖が含まれているので、むし歯になる可能性はあります。
砂糖いっぱいのジュースやアイスクリームよりは、むし歯になりにくいデザートですが
食べた後はしっかり歯を磨くようにしましょう!

暑い夏の季節、お腹を冷やさない程度に冷たいデザートを楽しんでください☆


2016/06/24 15:23 |歯科衛生士日記COMMENT(1)TRACKBACK(0)  

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