学術研修
こんにちは。
そら歯科クリニック院長の橋場です。
ゴールデンウイークは、皆様どのようにお過ごしでしょうか?
ご旅行に行かれてる方、ご自宅でゆっくり過ごされている方、お仕事の方もいらっしゃると思います。
私はといいますと4月28、29日で学術研修のため博多に行ってまいりました。
今回の研修内容は、『診査:診断』です。
私自身、日々の診療の中で最も心がけている事が『診査;診断』です。
診査は、問診、レントゲン、口腔内写真、歯型、噛み合わせ、アゴの動きなどをしっかりみていきます。
そして、色々な角度から情報を集めそれに基づいて診断をしていきます。
診査診断が間違っていると、どんなにいい治療をしても病気が再発してしまったり痛みが引かないことが
多々ありますので、しっかりした診査診断が必要であり、それにあった治療をすべきだと思っております。
例えば、歯が一本抜けてしまったらそこだけを治療をすればいいと思っておられる患者様が
ほとんどだと思います。
しかしながらその歯だけが悪くて、歯が抜けたとは限りません。
むしろ他に原因があって、その歯に影響がおよぼされたと考えられる症例がたくさんあります。
ですから、その原因を見出すために最初にしっかりとやらなければいけないのが『診査;診断』なのです。
いまお口の中全体がどのようなバランスで成り立っているのかなど全体像を診た上で
歯周病の問題はないか、顎関節に異常はないか、歯並び噛み合せはどうか、歯ぎしりやくいしばりの習慣
はないかなどの細かい部分を診査していき、全体を評価していきます。
そら歯科クリニックでは、来院していきなり治療をするのではなく『診査;診断』に基づいて
よく説明をして患者様に納得をしてもらってから治療をするように心がけております。
少しでも不安に思ったり、疑問な点がありましたお気軽にご相談下さいね。